端末代金が2万円以上割引されるソフトバンクの「Web割」。プランによっては割引が半分ムダになるという噂が?「スマホ乗り換え.com」のキャンペーンと比較してどちらがお得か考えてみます。
- ソフトバンクへの乗り換えを検討している
- ソフトバンクオンラインショップ「Web割」が気になる
- ショップは混んでいるのでオンラインで契約したい
- できるだけ安く端末を手に入れたい
WEB割とは?
「Web割」は、ソフトバンク公式のオンラインショップで2020年3月12日より始まったキャンペーンです。
キャンペーン対象製品に他社から乗り換えた場合、端末代金を21,600円値引きするというものです。
対象機種は、現在ソフトバンクオンラインショップで購入できるもの。
人気のiPhoneシリーズも、話題の5Gスマホも、Google Pixelシリーズ他Android端末も数多くラインアップされていますが、在庫状況によって必ずしも購入できるかどうかわかりませんので、対象機種については下記の最新情報をチェックしてください。
Web割のメリット
Web割にはオンラインショップならではの、店舗にはないメリットがあります。
- 頭金不要
- オプション加入不要
- 24時間自宅から申し込み可能
- 送料無料/最短翌日発送
- ご相談はチャットで可能
オンラインショップのデメリットである「購入相談」については、チャットで対応してくれるとのことです。
Web割のデメリット
最新端末まで含め、2万円以上の値引きということで、かなりおトクな印象を受けますが、実は「Web割」にはいくつか注意しなければいけない点があります。
他社から乗り換えのみ
Web割を受けるには、いくつかの条件があります。
- オンラインショップ、または電話でのお申し込みであること
- 自宅での受け取りであること
- 他社からの乗り換えであること
「他社からの乗り換え」が条件という点は注意が必要です。お子様の新規登録やソフトバンク同士の機種変更はキャンペーンの対象にはなりません※。
※機種は限られますが機種変更でも5,280円(税込)の値引きが可能となりました。
相談はチャットのみ
他社から乗り換えの場合、今まで自分が使っていたキャリアと料金プランも端末ラインアップも違います。
なかなかご自身で端末からプランまで選ぶのは難しいでしょう。
「Web割」ではチャットで相談に乗ってくれるそうですが、できれば生身の人間相手に相談したいという方は多いのではないでしょうか。
【重要】割引が半分ムダになる?
Web割の端末値引き額は21,600円。
この値引きは、端末代の支払い方法によって還元の仕方が変わってきます。
※〈2021年1月追記〉上記表現は不適切とのご指摘をいただきましたので下記に訂正させていただきました。
まず本体価格から値引きが行われ、値引き後価格に対し、支払い方法にあわせて分割していくしくみとなっています。
例えば本体価格60,000円の機種であれば、最初に21,600円の値引きが行われ、その値引き後価格である38,400円を元に24回/48回といった分割を組むイメージです。
なるほど。最初に値引きされるんですね
一見なんの問題もないように見えますが、このしくみ、実はソフトバンクが推奨している端末購入方法「トクするサポート」「トクするサポート+」との相性が非常によくないため、利用した場合、最悪還元額が半額になってしまうのです。
え?どういうこと?
「トクするサポート(+)」は、端末代を48回払いで分割。2年後に次の端末に機種変更した場合、端末を返却することで残債を免除するというものです。
端末代を48回払いに分割したのに応じて、還元される値引き額も48分割されてしまうため、24回で支払いを終了した際は、残債と一緒に「もらえたはずの」値引きも一緒に消えてしまうのです。
うーん…よくわからないですう泣
たしかにちょっとわかりづらいので、先ほどの例であげた「60,000円の機種」をトクするサポート+で購入した場合をシミュレーションしてみましょう。
まずは値引きなしの場合。
本体価格 | 60,000円(1,250円×48) |
支払額 | 30,000円(1,250円×24回)(A) |
うん。これはわかる
次に、WEB割を使った場合。
本体価格 | 60,000円 |
WEB割 | ▲21,600円 |
値引き後価格 | 38,400円(800円×48回) |
2年後に免除される残債額 | ▲19,200円(▲800円×24回) |
支払額 | 19,200円(800円×24回)(B) |
これも納得です。
では、値引きなしの支払額(A)とWEB割適用時の支払額(B)を比較してみましょう。
(A):30,000円ー(B):19,200円 = 10,800円
あれ?値引額が半分になっちゃってる?
そうなんです。「WEB割」は端末値引きを先に行う形なので、分割払いにした場合、その回数に合わせて均等に値引きが分配されます。その結果、48回払いで設定した分割を24回で停止すると、半分が受け取れないことになってしまうんですね。
せっかくの割引が全部もらえないなんて、ちょっと残念
でもこれって、仕方ないことなんじゃないか?
Web割よりお得?「スマホ乗り換え」のキャンペーンとの違いは?
WEB割のメリットとデメリットをご説明したところで、別の方法をご紹介しましょう。
当サイトでご案内しているのは「スマホ乗り換え.com」「おとくケータイ.net」というソフトバンク公認のネット代理店。
どちらも実績ある代理店なので、安心してご利用いただけるはずです。
「スマホ乗り換え.com」「おとくケータイ.net」でもスマホ乗り換えのキャンペーンを実施していますが、今回は「スマホ乗り換え.com」の担当者に直接話を聞き、「WEB割」との違いについて取材しました。
けっこう違うのよ
他社から乗り換えのみ?
まずひとつめの疑問。
社名からして「スマホ乗り換え」ですが、乗り換え以外の契約には対応してくれるのでしょうか?
「スマホ乗り換え.com」では、ドコモ、au、及び格安SIMからの乗り換え、新規契約でもキャッシュバック還元が可能です。
相談できる?
「WEB割」ではチャットでの相談が可能でした。
「スマホ乗り換え.com」はオンラインショップではありますが、ご相談いただいたお客様ひとりひとりに専任の担当者がつきます。
他社から乗り換えの場合の料金プランなど、不明点はどんどん質問してください。
肝心の値引きは?
「スマホ乗り換え.com」ですが、キャッシュバックや端末値引きというかたちでの還元が可能です。
- キャッシュバック:20,000円
- 端末値引き:最大22,000円
総務省の指導により現金(やポイント)でのキャッシュバックは上限20,000円に制限されていますが、端末値引きの場合、 22,000円まで可能です。
「WEB割」は端数を切って21,600円ですが、「スマホ乗り換え.com」では規制リミットである22,000円ギリギリまで還元可能とのことです。
還元条件 | WEB割 | スマホ乗り換え |
他社から乗り換え | 21,600円 | 22,000円 |
新規契約 | ー | 22,000円 |
機種変更 | 5,280円(一部機種) | ー |
そして値引きの還元方法も独特。「トクするサポート(+)」を利用する場合には、値引き額の「取りこぼし」がないように、端末代を48分割/値引きを24分割で受け取ることが可能です。
先ほどの「60,000円の端末」でのシミュレーションは以下の通り。
本体価格 | 60,000円(1,250×48回) |
値引き | ▲21,984円(▲916円×24回) |
2年後に免除される残債額 | ▲30,000円(▲1,250×48回) |
支払額 | 8,016円(334円×24回) |
え?なんかすごく安くない?
2社の違いまとめ
いかがでしょうか?
確かに「Web割」はソフトバンク公式のキャンペーンなので安心感はあるのかもしれませんが、キャンペーン内容としては若干見劣りしてしまいますね。
項目 | WEB割 | スマホ乗り換え |
---|---|---|
還元条件 | 他社から乗換 | 他社から乗換 ワイモバイルから乗換 新規契約 |
相談窓口 | チャット | 専任担当者(メール/電話) |
還元額 | 21,600円 | 最大22,000円 |
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iPhone 12 mini 64GB購入の場合で比較
それでは、「WEB割」と「スマホ乗り換え」のキャンペーンを比較して、実際の支払額がどれだけ違うのか確認してみましょう。
サンプルとして取り上げるのはiPhone 12 mini 64GB。
2021年3月現在の価格で比較します。
他社から乗り換え(MNP)で、現金一括払い/24回払い/そして「トクするサポート+」加入で48回払い(2年後に端末を返却した場合)の比較です。
一括払いの場合
項目 | WEB割 | スマホ乗り換え |
---|---|---|
端末価格 | 96,480円 | 96,480円 |
値引額 | -21,600円 | -22,000円 |
支払い額 | 74,880円 | 74,480円 |
端末価格を一括で支払った場合はそれほどの差はありません。
24回払いの場合
項目 | WEB割 | スマホ乗り換え |
---|---|---|
端末価格 | 96,480円 (4,020円x24) | 96,480円 (4,020円x24) |
値引額 | -21,600円 | -21,984円 (916円×24) |
支払い額 | 74,880円 (3,120円x24) | 74,496円 (3,104円×24) |
24回で支払った場合もそれほどの差はありませんね。
トクするサポート+特典適用の場合
ここは少し説明が必要になりますね。
トクするサポート+を利用して48回払い、2年後の25ヶ月目に次の機種に機種変更する場合のシミュレーションです。
Web割の場合は、48回払いで組むと還元額も48分割となるため、残債免除とともに還元されるべき値引きも消失してしまいます。
したがって実質的な還元額は21,600円の半分、10,800円ということになってしまいます。
その点、「スマホ乗り換え」の還元はショップ独自企画なので自由度が高く、この場合も、分割を48回で設定して還元を24回にすることで、「取りこぼしなく」割引を受け取ることが可能です。
項目 | WEB割 | スマホ乗り換え |
---|---|---|
端末価格 | 96,480円 (2,010円x48) | 96,480円 (2,010円x48) |
値引額 | -21600円 (-450×48) | -21,984円 (-916円×24) |
2年後に 免除される残債額 | -37,440円 (1,560円x24) | -48,240円 (-2,010円×24) |
支払い額 | 37,440円 (1,560円x24) | 26,256円 (1,094円×24) |
その結果、支払額で1万円以上の差がつきました。
「もらえるはずのものがもらえない」って気分悪いわね
新規の場合(トクするサポート+特典適用)
もうひとつ、新規契約の場合も比較しておきましょう。
項目 | WEB割 | スマホ乗り換え |
---|---|---|
端末価格 | 96,480円 (2,010円x48) | 96,480円 (2,010円x48) |
値引額 | なし | -21,984円 (-916円×24) |
2年後に 免除される残債額 | -48,240円 (-2,010円×24) | -48,240円 (-2,010円×24) |
支払い額 | 48,240円 (2,010円×24) | 26,256円 (1,094円×24) |
新規契約の場合はもっと差が大きくなりました。
ソフトバンクオンラインショップの「WEB割」は他社から乗り換え(MNP)のみが対象ですが、スマホ乗り換え.comなら新規契約でも規制リミットいっぱいの還元額。
毎月の支払い額が大きく変わってきますね。
新規契約なら断然「スマホ乗り換え.com」がオトクなんですね
キャッシュバックでの還元も可能
そして「スマホ乗り換え.com」の場合、現金キャッシュバックでの還元も可能です。
その場合、還元額は「お上の指導」のおかげで20,000円になってしまいますが、現金での還元になりますので使い道は自由。
キャッシュバックは来店の場合は当日!オンラインでも開通後1週間程度で振り込まれます。
家族で美味しいものを食べに行ったり、家族全員で乗り換えれば旅行にも行けてしまうかもしれませんね。
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まとめ
今回の記事のまとめです。
- Web割はソフトバンク公式キャンペーン
- 他社から乗り換えで21,600円還元
- 「トクするサポート+」適用で割引が半分ムダに!
- 「スマホ乗り換え.com」なら取りこぼしなし!新規も対象
- 還元額・自由度の高さで「スマホ乗り換え.com」がオススメ
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また、ソフトバンクの新プラン「メリハリ無制限」「ミニフィットプラン+」、そして条件が合えばかなりオトクな「スマホデビュープラン」「SoftBank学割」についても解説記事を書きましたので、併せてご覧いただければ幸いです。
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