IIJmioのおすすめポイントとデメリットについて解説します。
IIJmio(みおふぉん)は、2012年からサービスを提供している、老舗のMVNOです。
高品質なサービスから、格安SIMユーザーから高い評価を得ています。
これからIIJmioを契約しようと考えている方は、乗り換えによる”メリット”と”デメリット”が知りたいと考えているでしょう。
この記事では、IIJmioのメリットやデメリットをわかりやすく解説しています。
- IIJmioの評判は?
- IIJmioって使いやすいの?
- IIJmioにはどんなデメリットがあるの?
こんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね
- IIJmioのおすすめポイント
- IIJmioのデメリット
- IIJmioが向いている人・向いていない人
IIJmioってどんなサービス?どこの会社がやってるの?
IIJmioは、2012年からサービスを提供している老舗の格安SIMブランドです。
東証一部上場企業である株式会社インターネットイニシアティブが運営しており、サービスの品質も高いと言われています。
NTTと資本提携しているため、通信に関する技術は折り紙付きです。
また、顧客満足度調査では複数の部門で1位を獲得。MMD研究所の満足度総合ランキングでは、3年連続1位を獲得しています。
3年連続1位はすごい!
少し専門的な話になりますが、IIJは数少ない「フルMVNO」事業者。一般的なMVNO(格安SIM)が大手キャリアから提供されたSIMを販売するのに対し、IIJでは自社で顧客情報を管理した独自のSIMを発行可能です。大手キャリアに先駆けて、国内で最初にeSIMに対応したのはIIJmio。これも「フルMVNO」だからこそできたことなのですね。
5GやIoTといった先進分野でも、高い技術力を活かしてさまざまなサービス提供しているすごい会社なんです。
なるほど。やるなあIIJ
IIJmioのサービス概要
IIJmio | |
---|---|
運営会社 | 株式会社インターネットイニシアティブ |
料金プラン | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話料金 | 11円 / 30秒 |
通話定額プラン | 通話定額5分+:500円 |
通話定額10分+:700円 | |
かけ放題+:1,400円 | |
利用回線 | ドコモ/au回線(MVNO) |
eSIM対応 | ○ |
端末購入 | ○ |
テザリング | ○ |
国際ローミング | ○(料金別) |
支払い方法 | クレジットカード |
サポート | オンライン |
IIJmioは、料金プランの安さが格安SIMの中でも一際目立ちます。
20GB使えて税込2,000円の価格は、業界でも最安クラス。激戦区と言われる月額990円でも5GBと、他社より魅力的な価格設定です。
運営歴が長く信頼感も抜群なので、安心して選べる格安SIMと言えるでしょう。
なるほど!でももうちょっと詳しく知りたいな
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IIJmioのおすすめポイント7選
IIJmioはどんなところがおすすめなのかな?
IIJmioのおすすめポイントは、下記の6つです。
- 料金プランが業界最安クラス
- 通話料が安い
- 同時購入できる端末も安い
- 低速モードでギガを節約
- すごすぎるデータシェア機能
- eSIMに対応している
- 5G回線が利用できる
これからくわしく解説するわよ
おすすめ ❶|料金プランが業界最安クラス
IIJmio最大の魅力は、業界最安クラスの料金プランです。
データ量 | 音声プラン | データプラン (SMS付き) | データプラン (SMSなし) | データプラン (eSIM) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
あれ?料金がちょっとわかりやすい?
IIJmioの料金プランは税込表示で端数が出ないように「数字が丸まっている」のが特長。わかりやすくていいですね。
特におすすめなのは音声プランとeSIMプランです。他社と比べてもおトク度の高い料金設定になっています。
440円から始められるeSIMプランは、サブ回線におすすめなの
メリット ❷|通話料が安い
IIJmioでは、3種類の通話定額オプションを提供しています。
- 5分定額(月額500円)
- 10分定額(月額700円)
- 無制限かけ放題(月額1,400円)
あら、ここも数字が丸まってていい感じ
以前はこのオプションを活用するためには専用「みおふぉんダイアル」アプリが必要でしたが、現在は専用アプリ不要で11円/30秒という大手キャリアの半額で通話が可能です。
おすすめ ❸|同時購入できる端末も安い
IIJmioで購入できる端末は、ほかの格安SIMと比べて割安です。
取り扱っている端末数も多く、常に40種類近くの機種を取り揃えています。
- みんな大好きなiPhone
- 安心の国内ブランド シャープ
- 格安スマホの定番 OPPO
- コスパ抜群の Xiaomi など
定番の機種は大体揃っているので、楽しく端末選びができるでしょう。
さらに、特筆すべきは豊富な割引キャンペーン。
MNP限定で激安価格の端末が購入できます。
中には一括1,980円など、目を見張る価格で販売していることも。
スマホも同時購入したい方は、常にチェックしておきましょう。
おすすめ ❹|低速モードでギガを節約
IIJmioでは、手動で切り替えられる「低速モード」が実装されています。
低速モードの特徴は、データ消費がカウントされないこと。モードを切り替えてギガを節約しておけば、容量が少ないプランでも長持ちします。
でも結局低速だとまともに使えないんだろ?
いやいやいや。そこは舐めちゃいけないポイント。
IIJmioの低速モードは300kbps、大手キャリアの低速時は128kbpsですから、2倍以上のスピードが出ています。
さらに、非常に便利な「バースト転送」機能も搭載。
この機能は「低速状態でも読み込み時だけ高速通信する機能」です。非常に優れた機能で、ネット上の口コミでも絶賛されているんですよ。
バースト機能があることで、テキストベースのサイトは問題なく利用できます。
- LINE
- Twitter、Instagram
- Web記事
- 音楽ストリーミング
上記のようなサービスであれば、さほどストレスを感じることはないでしょう。
「少ないデータをやりくりしたい!」と考えている方は、低速モードをうまく活用してみてください。
おすすめ ❺|すごすぎるデータシェア機能
IIJmioでは、同じID間でデータを分け合える「データシェア」「データプレゼント」機能を提供。同じID内であれば、家族間や個人間で好きなようにデータシェアが可能です。
他社にもあるデータシェアですが、IIJmioのしくみはちょっとすごすぎです。
- 家族全体のデータをみんなで分け合える
- 異なる契約(音声・データ・eSIM)間でもシェア可能
- 異なる回線(ドコモ・au)同士もシェア可能
- シェアグループを複数作れる
え?契約や回線が違ってもシェアできるの?
なんかすごすぎてわけわからんw
顧客情報を自社管理して独自のSIM発行ができるフルMVNOのメリットを活かした、IIJmioだからできるしくみです。
「データシェア」「データプレゼント」のしくみは、公式YouTubeにくわしく解説されています。
おすすめ ❻|eSIMに対応している
IIJmioでは、物理カードが必要ない「eSIM」に対応しています。
eSIMは、サブ回線として契約したい方に最適な契約方法です。
SIMカードを取り外す必要がないため、カンタンに通信の切り替えができます。
IIJmioは独自のSIMカードを発行できる「フルMVNO」に認定されており、格安SIMの中で真っ先にeSIMへ対応しました。
イオンモバイルなど、他社にSIMを提供している点も信頼感があります。
技術的な信頼もあるので、サブ回線利用を検討している方はぜひeSIMを検討してみてください。
おすすめ ❼|5G回線が利用できる
IIJmioは、MVNOではいち早く5G通信に対応しました。
対応端末も格安で購入できるので、5Gエリアに住んでいる方には嬉しいポイントです。追加料金も掛からないので、気になる方は選択肢に入れてみましょう。
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IIJmioのデメリット4選
良さは分かったけど、逆にデメリットはどんな部分?
ここからは、IIJmioのデメリットと呼べる部分を紹介していきます。
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- 時間帯によって速度が出にくいことも
- プランが最大20GBまで
- 契約に初期費用が掛かる
それぞれ解説するわね
デメリット ❶|支払い方法がクレジットカードのみ
IIJmioが対応している支払い方法は、クレジットカードのみです。そのため、残念ながら口座振替やデビットカードを希望する方は契約ができません。
対応しているカードブランドは次のとおりです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- DC
- UCS
- UFJ
- アメックス
- ダイナース
- SAISON
- イオンクレジット
- 楽天カード
利用できるクレジットカードを持っていない場合は、ほかの格安SIMを検討してみましょう。
ソフトバンクグループが展開するワイモバイルでは、主要ブランドのデビットカード支払いに対応しています。
自分が使える支払い方法に合った選び方をしていきましょう。
デメリット ❷|時間帯によって回線速度が出にくいことも
IIJmioは老舗MVNOだけあって、通信品質にも安定性があります。
しかし、接続が集中する平日昼間などは、どうしても速度が低下しがち。
以下の表は、みんそく様から引用した平均速度情報です。
時間帯 | 下り | 上り |
---|---|---|
朝 | 59.09Mbps | 10.76Mbps |
昼 | 19.35Mbps | 9.18Mbps |
夕方 | 46.07Mbps | 10.58Mbps |
夜 | 44.89Mbps | 10.44Mbps |
深夜 | 53.2Mbps | 10.45Mbps |
表を見ても、日中の速度が下がっていることがわかります。
ただし、これはIIJmioに限らずMVNO全体で起こることです。
お昼休みや夜間など、混雑しがちな時間帯にスマホを触る機会が多い場合は、回線が安定している大手キャリアのオンラインプランも検討してみるとよいでしょう。
デメリット ❸|プランが最大20GBまで
IIJmioで提供している料金プランは、最大20GBまでです。大手キャリアのように、無制限プランの提供はありません。
毎月大量のデータ通信をする方にとっては、マイナスポイントかもしれませんね。
ただし、IIJmioにはデータシェア機能があります。
家族間や個人のプラン間でデータを受け渡しできる機能です。
うまく活用すれば、20GB以上でもおトクに利用できるので、契約の際は頭に入れておきましょう。
デメリット ❹|契約に初期費用が掛かる
IIJmioでは、契約時に初期費用が掛かります。
具体的な金額は下記のとおりです。
タイプD (ドコモ回線) | タイプA (au回線) | eSIM | |
---|---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
SIMカード 発行手数料 | 433.4円 | 446.6円 | 220円 |
合計 | 3,733.4円 | 3,746.6円 | 3,520円 |
他社では、初期費用を設定していない格安SIMも多く提供されています。
毎月の料金は抑えられますが、IIJmioでは初期費用が掛かる点を頭に入れておきましょう。
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IIJmioはどんな人におすすめできる?
結局、IIJnioはどんな人向きなの?
ここまで紹介した内容を踏まえて、IIJmioがおすすめな人、向いていない人の特徴を解説していきます。
自分が当てはまる項目を探して、向き不向きをチェックしてみましょう。
IIJmioがおすすめな人
以下の条件に該当している方は、IIJmioがおすすめできる人です。
- はじめて格安SIMを契約する人
- IIJmioの料金プランは、格安SIM初心者でもわかりやすくなっています。
入門に最適な内容になっているので、はじめて格安SIMを利用する人におすすめです。 - 端末を一緒に買いたい人
- IIJmioでは、頻繁に端末割引キャンペーンを実施しています。
中には「一括1,980円」で買える機種もあるので、ぜひチェックしてみてください。
端末ラインナップ|IIJmio - 低速になっても快適に使いたい人
- IIJmioで利用できる「バースト機能」を使うと、低速状態でも快適に通信できます。
「低速は嫌だ。でも追加購入はしたくない」といった人には、非常におすすめの機能です。 - eSIMで契約したい人
- IIJmioのデータプランは、eSIMの契約に対応しています。
サブ回線の利用には非常に便利な契約方法なので、ぜひ検討してみてください。 - 家族で通信費を落としたい人
- IIJmioの「データシェア機能」を利用すると、家族でデータ容量がシェアできます。
家族間でのやりくりが通信費削減に繋がるのです。
IIJmioをおすすめしない人
以下の条件に該当する人は、残念ながらIIJmioは向いていないかもしれません。
ほかの格安SIMも検討してみましょう。
- 大量にデータを使う人
- IIJmioで提供しているプランは、最大20GBまでです。
毎月大量にデータを使う場合は、他社の無制限プランも選択肢に入れてみましょう。 - クレジットカード以外で支払いたい人
- IIJmioは、クレジットカード以外の支払いに対応していません。
口座振替やデビットカードを希望する場合は、他社の格安SIMも検討してみてください。 - 平日昼間にスマホを触る機会が多い人
- IIJmioに限らず、MVNOの回線は混雑時に速度が出にくい仕様です。
どうしても安定した回線が使いたい方は、大手キャリアのオンラインプランも選択肢に入れてみましょう。 - 初期費用を掛けたくない人
- IIJmioでは、契約時に3,700円ほどの手数料が発生します。
無料で契約したい場合は、ほかの格安SIMを検討してみましょう。
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IIJmioの口コミ・評判
実際にIIJmioを使った人の声が聞きたいです!
この項目では、IIJmioを実際に利用した方の口コミや評判を紹介していきます。
ユーザーの意見を参考にして、契約するかどうか判断してみましょう。
IIJmioの良い口コミ・評判
IIJmioの良い口コミを探すと「低速モードが快適!」といった意見が多くを占めていました。
ユーザーから見ても、バースト機能は非常に有用性が高いようです。
低速時の速度に悩んでいる方は、ぜひIIJmioへの乗り換えを検討してみてください。
IIJmioの悪い口コミ・評判
IIJmioの悪い口コミを探すと、やはり「昼間の通信速度が若干遅い」といった意見が散見されました。
アクセスが増える時間帯に回線が弱くなるのは、MVNO全体の弱点です。とはいえ、IIJmioはMVNOの中では安定性が高いと言われています。
どうしても我慢できない方は、大手キャリアのプランも選択肢に入れてみてください。
IIJmio以外のおすすめ格安SIMはどれ?
IIJmio以外のおトクな格安SIMは?
ほかの格安SIMと比較検討したい場合は、以下の記事をチェックしてみてください。
IIJmioを含めたおすすめの格安SIM12選を紹介しています。
IIJmioに関するよくある質問
最後に、IIJmioに関連するよくある質問に回答していきます。
細かいところも把握して、気持ちよく契約できるようにしましょう。
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まとめ:IIJmioに切り替えておトクにスマホを使おう!
この記事では、IIJmioを契約するメリットやデメリットを解説してきました。
- IIJmioは業界トップクラスの安定性を持つ格安SIM
- 家族間でデータシェアができる
- 端末の割引キャンペーンも実施している
- 低速でも快適な「バースト機能」が使える
- eSIMの契約に対応済み
IIJmioは、メイン回線なら音声SIM、サブ回線ならeSIMのように、用途別に選びやすい格安SIMです。
低速状態でも快適に使える点も評価が高い部分です。
おトクなキャンペーンも多数開催していて
- 初期費用の割引
- かけ放題オプションの割引
- 端末の特別割引
上記のように見逃せない内容ばかり。
IIJmioに乗り換えて、家族でおトクなスマホライフを送りましょう!
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